2005/5/2
西成護憲会緊急報告:
当会の戦争犯罪研究班の存在意義にも暗い影

 

■ドイツ連邦議会議長が中国で日本非難を拒否し、中国側が不快を示す

ドイツ連邦議会のティールゼ議長が中国 訪問中、中央党校で「国家はいかに自らの過去を
かえりみるべきか」というテーマで講演を要請された際、 中国側はドイツ議長に戦後ドイツが
いかに自らの国家犯罪を深く反省している反面、日本はしていないと、 日本を非難する内容
の講演を行うように要請した。

この中国側の要求に対し、ティールゼ議長は

  ある国家が他国に対して過去の罪の反省を要求する場合、 最も良い方法はその国家が
  先に自分の過去を振り返り、自身の過去の苦痛を深く反省して、初めて道徳的に上に立
  つ事ができ、 相手側がそれに羞じて、後悔するのである。

と返答し、日本を非難することを拒否したばかりでなく、中国もその過去に対して反省すべき
と間接的に主張した。

▽ソース:BBC
http://news.bbc.co.uk/chinese/trad/hi/newsid_4490000/newsid_4495100/4495125.stm
▽翻訳
http://zhenyan.cocolog-nifty.com/twlog/2005/04/post_9755.html

■ティールゼが歴史の補習授業(ドイツ語ソース)

ティールゼはとりわけ、日本批判に同調することで幹部達を満足させたりはしなかった。他人
の過去を非難することは、「己の過去に応じる覚悟が自分でできたとき」に限られる、と氏は
説明したのだ。「中国が己の歴史の扱いにおいて説得力のある手本をなしたとき、(中国は)
道徳的に先立った地位を得ることになる」。ティールゼはそして「過去は単に他人による過去
だけではなく、その時々の国家(現在の自国)においてまた過去が存在する」と述べた。

▽ソース:シュピーゲル誌
http://whatever.say.jp/program/snap_shot/site/11149568217391/

リンク:

明日の日本と平和を考える護憲の会

What Chinese textbooks don't say

 

inserted by FC2 system